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昭和40年代、経済的に厳しい学生の多くは下宿を利用していました。 下宿はご存じのとおり、月々の家賃が非常に安いという利点があります。 なんと共益費込みの家賃で6000円という下宿もあったようです。 内部の設備も二人一部屋だったり、風呂場なしのシャワーだったりと、今の便利な生活からはかけ離れていますが、それでも多くの人に利用されていました。 当時の下宿は、同級生の友達ができたり、通学の距離が短い、食事が付いているなどのメリットもあり、困った時には気軽に大家さんに相談できる、家庭的なものでした。