金銭的、経済的理由により修学が困難とされる学生の為に、日本でも多くの団体が奨学金制度を実施しています。
申し込みは在学校を通じて行うのが一般的で、入学や進級の時期だけでなく、家庭の事情（失職・病気・事故・死別等）により家計が急変した際にも、学校の奨学金窓口に相談し、申し込む事ができます。

奨学金には「給付奨学金」と「貸与奨学金」があり、貸与奨学金は更に返済時に“利子のつかないもの（第一種）”と“利子のつくもの（第二種）”に分かれています。
給付奨学金は返済の必要はなく、貸与奨学金は、卒業後に返済義務が生じます。
条件の良い奨学金ほど審査が厳しく、第ニ種奨学金は、一部の高所得家庭を除いてほとんどの学生が利用する事が出来ます。