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ユーロ危機後の、下宿事情 



 ユーロ危機により、為替相場は円高ユーロ安といった現象を招いています。通常、円高になれば日本人が海外旅行や海外留学をする人にはとても有利になります。
しかしながら、円高が長引くと、輸出企業に大ダメージがあるのはもちろん、日本経済の不況の深刻化も心配されるところです。
 「東京私大教連の新入生家計調査」では、2011年首都圏の大学・短大に入学した新入生の保護者を対象に家計負担の調査をした結果、下宿生の1日の生活費は1,010円となり、16年連続で過去最低を更新しています。
折からの不況が原因と考えられますが、少なからずユーロ危機も影響していることでしょう。

もはや、アルバイトなしでは大学に通えなくなっていて、家計に頼る高等教育の限界もささやかれています。
 一方、ユーロ圏等から日本に留学する外国人留学生の下宿費用も、ユーロ危機後は苦しいものになっているでしょう。