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高度成長期から平成までの学生事情とお部屋の変遷


バブル崩壊後

平成に入りバブルが崩壊すると、保護者のリストラ・給料カットや会社の倒産で仕送りや小遣いのほかにアルバイトで生計をたてる学生が多くなりました。
部屋には電話回線を引かず、携帯電話のみを使う一人暮らしの学生も増えています。

学生用の住まいで人気が高くなっているのは、部屋に洗濯機が置けたり、トイレとバスルームがそれぞれ分かれていたり、インターネット・ブロードバンド回線が使えるなどの物件です。

学生マンションや学生会館のような学生専門物件では光ファイバー回線が使い放題ということもあります。

全国的な犯罪の増加により、防犯カメラが付いている、特殊な鍵を使うなどセキュリティのしっかりした物件も人気が上がっています。
一般のマンション・アパートでは身の回りのことやしつこい勧誘への対処や防犯はすべて自分でしなくてはなりません。
心細くてホームシックになる学生さんも友達のできないうちは相談できず悩みを深めてしまうことも多いようです。

下宿のように、大家さんが一緒に住んでいればいざというとき頼れて助かります。
巧妙な犯罪も増え一人で悩みがちな学生さんが多い今こそ下宿のよさが見直されるときではないでしょうか。